加圧トレーニングは、ダイエットの効果が雑誌で取り上げられることが多くなりましたが、元々は筋力アップのために発明されたトレーニング法です。
「長時間トレーニングをしなければ、瞬発力を発揮する速筋の筋肉は鍛えられない」と考えられていましたが、それが加圧トレーニングでは短い時間のトレーニングでできることが分かっています。見た目に美しい筋肉を作るのが目的の場合は、加圧トレーニングと通常のトレーニングを組み合わせて行うこともあるようです。
プロゴルファーやプロ野球の選手等でも、加圧トレーニングを取り入れている人がいます。身体のバランスを保ったり、関節の動きをスムーズにするためのインナーマッスルを鍛えるのにも向いているからです。加圧をかけてトレーニングをする場合、速筋と遅筋といった性質の違う2種類の筋肉を同時に鍛えることができるのも、スポーツをする人にとっては魅力のようです。通常は速筋と遅筋は別々に鍛えるため、時間がかかるのです。
また、スポーツ選手にはケガがつきもの。通常のトレーニングは、ケガをしている時、トレーニングを休止しなければいけませんが、加圧トレーニングなら、軽い負荷でトレーニングが可能なため、ケガをしていても、きちんとした経験を積んだインストラクターの元でなら、トレーニングを行うことも可能です。加圧トレーニングをすることで成長ホルモンも分泌が多くなりますから、ケガの直りも早くなります。
プロでなくても、年齢的に体力の衰えた人でもできる加圧トレーニングは、体力作りにも最適です。膝が痛くて、歩くのが苦痛な人でも、加圧トレーニングを行うことが可能だからです。
加圧トレーニングを続けていくうちに、膝の痛みがとれてきて、歩くのがラクになり、旅行等にも行けるようになったという人もいます。
体力の衰えは、気力の衰えにもつながります。ストレス、うつ病に成長ホルモンの分泌が影響するとも考えられ、そういった症状の改善のために加圧トレーニングを薦めているクリニックもあるそうです。