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40年以上の歴史と現在の活用法

日本で発明されたトレーニング法

加圧トレーニングが雑誌で取り上げられるようになったのは、ここ3〜4年ですが、実は加圧トレーニングには40年以上の歴史があるそうです。

外国のトレーニング方法かと思っていましたが、このトレーニング法が発明されたのは日本。

医学博士の佐藤義昭氏が考えだしたもので、1995年からは東京大学の石井直方教授と共同研究をしています。2004年には日本加圧トレーニング学会が発足。東京大学医学部付属病院22世紀医療センターで「加圧トレーニング・虚血循環生理学講座」も開設されました。

佐藤氏は、法事の席で足がしびれてきた時のふくらはぎの張りが、トレーニングをした後と似ているということに気づき、人工的に血流を悪くすれば、長時間トレーニングした状態を作り出せるのではないか?と考えついて、その後、試行錯誤を繰り返して、現在のトレーニング方法を生み出したそうです。意外な動機が、偉大な発見のきっかけだったんですね。

世界中で活用される加圧

NASAも加圧トレーニングに注目しているといったら、驚きですよね。でも、ほんとうにそうなんです。

宇宙飛行士は無重力状態に長くいることで、筋力が低下することが分かっています。その予防のために、宇宙飛行士は毎日2時間以上の運動を行う必要があるのですが、加圧トレーニングは無重力状態で行っても効果があることが分かってきて、筋力低下防止にも期待ができるのではないかということで、現在、研究が進められています。

また、加圧トレーニングは海外の医学界でも注目されていて、スポーツ医学分野での権威である米国スポーツ医学会とも共同研究を行っています。中国では糖尿病に対する効果の研究が行われていますし、スリランカでは、WHO も関与して、「加圧高度先進医療トレーニングセンター」が設立されました。

これからも、ますます加圧トレーニングから目が離せなくなりそうですね。

 
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